テックベンチャー総研CEO
元週刊朝日編集長
山口 一臣

今回の企画『百折不撓』の企画監修を担当いたします、元週刊朝日編集長でテックベンチャー総研代表の山口一臣でございます。
今回のプロジェクト『百折不撓』は、向田社長から持ち込まれて私は二つ返事で了承しました。こんなに素晴らしい企画はありません。
この企画の肝は、企業の素晴らしい志をジャーナリスティックに取り上げるところです。この、ジャーナリスティックに取り上げるというところが、本当に肝中の肝でございます。
皆さまご存知だと思いますが、世の中にはいわゆるブランディング出版、企画出版というような書籍がたくさん溢れております。これらは、会社の良さについて、会社の経営者や創業者が語っている出版物ですが、あくまでも「自分で書いている」ものになります。
この企画は、自分で自分の良さを書くものではなく、あくまでもジャーナリスティックに、ジャーナリストが取材をして、ジャーナリストの目線で書くところが、これまでの形とは全く違うところなのです。
一般的にジャーナリスティックに企業を取り上げるというと、企業のネガティブな部分を取り上げる、企業を叩くといった印象があると思います。
とはいえ、会社というのは社会的な生き物であって、すごく素晴らしいところがたくさんあります。
その創業の志や他には見えていな工夫といったところを自分で自慢するのは、少し恥ずかしいと感じる面もあると思います。
そこを記者にしっかり取材をしてもらって、記者の言葉で書いてもらうところが、今回の企画の最大の重要なポイントなのです。
もちろん、読み物としてのクオリティーも非常に高いものに仕上がります。
プロフェッショナルなライター、ジャーナリストが取材をして、書かせていただきます。
それからもう一つ知ってただきたいのは、書籍という媒体が企業のコミュニケーションのツールとして非常に見直されていることです。テレビやSNSには社会的な拡散力があります。けれども、やはり特定のターゲットに対して深くものを伝えるという意味においては、書籍の形というものが最適なのではないか、というふうに思っております。だからこそ、この『百折不撓』は素晴らしいのです。
ご興味があれば、詳しい説明を向田社長から聞いていただければと思います。